日米同盟は強化すべき 今朝のニュースで日本の米国債の保有が前年同月比で18%増加した事が伝えられております。去年の夏に中国の米国債の保有が日本を抜き、依然として中国の方が多く米国債を保有しているのですが、その差も縮まって来たという事でありました。政権が民主党へと交代し、普天間問題で日米関係がゆれる中、どうして日本は米国債の保有を増加させているのでしょうか。単に金利が欲しいから?だったらユーロでも良いのでは?今日はこの辺をどう見るべきかを考えて見たいと思います。
そもそもの話でありますが、国債には短期と長期とがあるわけで、短期国債は中央銀行が設定する金利でコントロールされていますが、長期国債は市場任せであり、これが大量に売りに出されたりすれば長期金利はあっという間に暴騰してしまうことになるのです。
→ ranking そして、世界一の米国債保有の中国ですが、その殆どは短期国債であり、FRBが金利を設定しているものでありますから、売る時に大きなリスクはないのです。まあ、いくら金利が設定されているとは言え、これだけの量が売りに出されれば何の影響も無いはずもないのですが、一度に売る事はないでしょうし、まあ何とかなるとは思います。
それに対して日本の保有している米国債の殆どは長期国債であり、これが売られれば米長期金利は暴騰してしまうわけです。多額の国債発行を余儀なくされている米国ですから、ここで長期金利が例えば4%を超えるような事態になろうものなら、それは大変な事態へと発展しますし、日本の保有の半分も売られる事となれば、それはもう4%などというレベルの話ではなくなるのは確実であります。
→ ranking 当然高値で売りぬけるなどという事は不可能であり、確かに米には逆らえない属国日本だとしても、大株主であるのもまた間違いのない事実なのです。それを盾に戦えば、あるいは普天間問題も片付くかもしれませんが、そもそも防衛という観点から見れば、基地を国外に移せば良いと言う話ではないのは当たり前であり、外交の材料にすべき物でもないのですが、やろうと思えばその位は解決できる位日本は米国を支えているです。
今、米は非常に困った状態にあるのは確かでありますが、世界中が米の経済に頼った成長をして来たのです。今は財政出動などでごまかしておりますが、ダメージの回りが遅いというだけの話であり、米抜きに自国だけ経済発展を遂げる事が出来る国など皆無に等しいのです。何処に米並みに借金で遊んでくれる国があるというのでしょう?はっきり言って無理の一言で終わりです。
→ ranking 例えばドバイにしてもそうです。今は被害が止まったかのように見えますし、アブダビも100億ドルを搬出し、危機を止めるのだろうという見方になっている様ですが、自分の関係するイスラム債の償還を行う為の搬出であり、その他の債務についてはどうなるのか見当も付いておりません。いずれ問題は拡大して行くのは目に見えているのです。何せここでも米のバブルを崩壊させたCDOが作られておりますし、その毒が何処で猛威を振るうか等想像も出来ない事なのです。
目先はどうであれ、米が一人負けという事はないのです。何せ最後には世界一の軍事力がバックアップするのですから、どんなにボロになろうとも、ゴミにはならないのです。中国は共産党を維持するためにかなり無茶な資金をばら撒いており、一般人も不動産を転がして利益を得ている人が多くなっているのですが、他国からも多くの投資資金が入っており、誰が何と言おうともこれはバブル以外の何物でもないのです。
→ ranking そして、誰が何と言おうともバブルは崩壊するのです。
確かに目先は中国が発展して行きそうに見えるでしょう。発展して行きそうな国と喧嘩する必要はないのですが、必要以上に仲良くする必要もないのです。もはや切っても切れない米との関係ですから、これは強化して行くべきでしょう。そして、わきまえるべき所をわきまえて、日本は賢く立ち回るべきではないでしょうか。日米はお互いに無くてはならない存在になっているのですから、いたずらにその状況を変えるべきではないのではないでしょうか。
→ ranking 仲良くやっていくのに対等という必要もありませんし、とにかく知恵を出し合って良い方向へ進むように努力して行くことが、今後の日米関係に最も必要なことなのではないでしょうか。まあ、日本のお年寄りの意見は要らないと思いますので、米の政治家レベルの若い世代が日本でも立ち上がれるようにならないといけませんけどね・・・。そうなって初めて、対等に近い状態に行けるのではないでしょうか。まあ、自国の防衛をお願いしている内は対等などという事は絶対に有り得ないですけどね・・・。